CONCEPT 04 / MOBILITY

富士山未来周遊プロジェクト

富士山をめぐること自体を、信仰・芸術・地域の暮らしに出会う体験として考える構想です。交通の利便性に加え、旅の意味と文化的景観の保全を大切にします。

構想段階

移動の時間を、文化に出会う時間へ。

富士山の信仰は、山頂を目指す登拝だけでなく、山腹や麓の霊場をめぐる巡拝にも広がりました。その文化を手がかりに、地域をつなぐ移動のあり方を考えます。

「富士山未来共創プロジェクト」を構成する五つの構想の一つです。構想どうしが支え合い、富士山への想いを未来につなげることを目指しています。

REFERENCE VEHICLE

富士トラムの着想となった、次世代の移動。

中国・宜賓市の充電施設に停車する緑色のART車両。2019年に撮影された海外の参考事例
ART(中国・宜賓市/2019年撮影)写真:来斤小仓鼠吧/Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

山梨県は、富士山の麓と五合目を結ぶ新たな交通手段として「富士トラム」を検討しています。鉄レールを敷かず、ゴムタイヤで走る次世代モビリティを参考にしたものです。

写真のARTは、中国・宜賓市の交通システム。山梨県は、富士トラムの着想となったモビリティとして、同市のARTを2025年に視察しています。県の公表資料で詳しくご覧いただけます。

富士トラムの仕組みを県公式サイトで見る

写真は海外の参考事例です。富士トラムの採用車両・仕様を示すものではありません。富士山会議の本構想と、県の交通計画は区別してご覧ください。

CULTURAL LANDSCAPE

山麓の景色には、祈りの記憶がある。

富士山本宮浅間大社の湧玉池。青空の下、朱色の橋と鳥居が水面に映る
湧玉池(富士山本宮浅間大社)写真:Sablier de Verrie/Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

神社や湧水、湖、滝。富士山の山麓には、信仰や暮らしにつながる風景が点在しています。その姿を見るだけでなく、大切にされてきた背景を知る旅を考えます。

写真は、富士山本宮浅間大社の湧玉池。古くから登拝の前に身を清める場として、富士山への信仰を今に伝えています。

湧玉池の公式観光情報を見る

山麓の文化的景観の一例です。本構想の経路や停留所を示すものではありません。

POSSIBILITIES

いま描いている、三つの視点。

  1. 文化のつながりを伝える

    神社、湖、湧水、滝などを個別の目的地として見るだけでなく、祈りや芸術の物語として結び直します。

  2. 環境と移動を考える

    文化的景観、自然環境、地域の生活を尊重しながら、移動の方法や受け入れ方を検討する視点を共有します。

  3. 地域との出会いを育む

    移動先での学びや文化体験を通して、訪れる人と地域の人が、富士山の価値を分かち合う旅を目指します。

EXPERIENCE

旅の途中に、学びと出会いを。

目的地へ着くまでの時間にも、富士山を知るきっかけを。景色の背景を学び、地域の人の言葉に触れることで、移動を文化体験へつなぐことを目指しています。

移動中の窓から山と山麓の風景を眺める二人を描いた体験イメージ
移動の時間を楽しむ体験イメージ

景色が、物語に変わる時間。

窓の向こうに見える山や水辺、集落。その景色に重なる祈りや芸術の物語を知ることで、移動の途中にも発見が生まれる旅を考えます。

地域の案内役と訪れた人が風景の絵を囲んで話す体験イメージ
地域の文化に触れる体験イメージ

地域の言葉で、山を知る。

受け継がれてきた呼び名や物語、日々の営み。地域の人が伝え手となる案内や学びを通して、訪れる人と暮らす人が、富士山への想いを分かち合う場を考えます。

2点のイラストは、目指す体験を描いたイメージです。実在する車両・施設や、決定した路線・運行計画を表すものではありません。

WITH THE COMMUNITY

実現に向けて、大切にすること。

富士山会議が描く、文化・体験を軸とした構想です。山梨県が検討する「富士トラム」とは、事業主体や計画の決定状況を区別してご覧ください。路線、車両、停留所、運行、事業費など、具体的な交通事業の案内ではありません。

山梨県の「富士トラム」公式情報を見る

地域の経験を、構想づくりへ

文化を伝える活動、地域の案内や学び、移動と環境を考える取り組み。これまでの経験や、協力できることを、お問い合わせ窓口へお聞かせください。

QUESTIONS

構想について、よくあるご質問。

どのような体験を目指していますか?

富士山をめぐる時間そのものを、信仰・芸術・地域の暮らしに出会う体験として考えています。移動の便利さに加え、景色の背景を学び、地域の人と価値を分かち合うことを大切にする構想です。

ルートや停留所、運行開始日は決まっていますか?

富士山会議の本構想では、路線、車両、停留所、運行開始時期、事業費などは決まっていません。具体的な内容は、関係者との協議を踏まえて検討します。確定した情報は、お知らせでご案内します。

山梨県の「富士トラム」とは、同じ計画ですか?

このページは、富士山会議が描く文化・体験を軸とした構想を紹介しています。山梨県が検討する「富士トラム」とは、事業主体や計画の決定状況を区別してご覧ください。県の検討内容は、山梨県の公式情報をご確認ください。

乗車や見学の予約はできますか?

このページでは、乗車や見学の予約を受け付けていません。構想の具体的な内容や参加方法は検討段階です。富士山の山麓を訪れる際は、自治体や各施設などの最新情報と、現地の案内をご確認ください。

地域や企業から、提案や相談はできますか?

地域の文化や学びの活動、交通・観光・環境に関する経験など、さまざまな立場からのご提案をお待ちしています。関心のあるテーマや活動内容、協力できることを、お問い合わせ窓口へお寄せください。

ともにつくる未来

この構想に、あなたの視点を。

関心のある構想や、協力できること。あなたの経験や想いを、事務局へお聞かせください。

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